年齢確認フレームワークに関するQ&A
Appleは、デベロッパが諸地域で適用される現在および今後の年齢確認に関する法令や関連要件に対応できるよう、さまざまなフレームワークや機能を提供しています。ここでは、これらのテクノロジーについて解説します。関連ドキュメントやリソースも併せてご確認ください。
よくある質問
どのOSバージョンが新しい年齢確認フレームワークや機能に対応していますか?
Appleが諸地域の年齢確認要件に対応するために提供しているすべてのテクノロジーを有効にし、すべてのフレームワークや機能を利用するには、iOS 26.2およびiPadOS 26.2 SDK以降向けに、Xcode 26.2(17C52)以降を使ってアプリを構築する必要があります。
iOS 26.4およびiPadOS 26.4の時点では、年齢確認フレームワークに以下の内容が含まれます。
- Declared Age Range API — 年齢に関連する規制が適用される機能の利用資格を確認し、アプリの重要なアップデートについてシステム提供の確認シートを表示します。詳しくは、以下のドキュメントをご確認ください。
iOS 26.2およびiPadOS 26.2の時点では、年齢確認フレームワークに以下の内容が含まれます。
- Declared Age Range API — アプリユーザーが、年齢に関連する追加の義務が適用される地域にいるかどうかを判断します。子ども、親または保護者が年齢に関する情報を共有することを選択した場合、Declared Age Range APIは、地域の法的要件に応じて年齢層や年齢カテゴリを返します。このAPIはまた、年齢層やカテゴリの確認方法、ペアレンタルコントロールが有効になっているかどうか、ユーザーに年齢制限のある機能の利用資格があるかどうかなどの情報も提供します。詳しくは、以下のドキュメントをご確認ください。
- PermissionKit — 重要なアップデートが行われた際にアプリに引き続きアクセスできるよう、子どもに代わり親や保護者に許可をリクエストします。詳しくは、以下のドキュメントをご確認ください。
iOS 26およびiPadOS 26の時点では、年齢確認フレームワークに以下の内容が含まれます。
- Declared Age Range API — アプリで年齢に適した体験を提供できるよう、ユーザーに年齢範囲の共有を求めます。詳しくは、以下のドキュメントをご確認ください。
iOS 18およびiPadOS 18以前を搭載しているデバイスでは、Apple Accountにどのような影響がありますか?
iOS 18およびiPadOS 18以前を利用している既存のApple Account(成人アカウント、子どもやティーンエイジャー向けのお子様用アカウントを含む)に影響はありません。
アプリやゲームで、コンプライアンスが義務付けられる前にユーザーに年齢範囲の共有を求めることはできますか?
はい。ユーザーに年齢範囲の共有を求めることで、アプリで年齢に適した体験を提供できます。ユーザーに年齢範囲の共有を求めるには、「Declared Age Range API」をご確認ください。iOS 26およびiPadOS 26以降では、親や保護者はアプリの年齢範囲を使って、ファミリー共有グループ内の子どもがアプリやゲームで年齢範囲を共有することを許可したり、義務付けたりできます。共有の許可を拒否することも可能です。ファミリー共有グループに属していない大人やティーンエイジャーも、自分の年齢範囲を共有するかどうかを選択できます。特定の地域に法的義務がある場合は、アプリに実装されている既存の年齢確認が現地の法令の要件を満たしているかどうかをテストする必要があります。
年齢制限に関する責任はデベロッパにありますか、それともAppleにありますか?
年齢制限に関する責任はデベロッパにあります。特定の地域の法令で義務付けられている場合、Appleはさまざま方法でApple Account所有者の年齢を確認し、Declared Age Range APIを通じて年齢カテゴリをデベロッパに共有します。このような地域では、デベロッパがアプリユーザーの年齢を確認する必要があります。コンプライアンス要件に関するご質問は、貴社の法律顧問にご相談ください。
アプリの重要なアップデートを行う場合は、必要に応じてアプリや機能へのアクセスを制限し、親や保護者の対応を処理する必要があります。親の同意が得られない限り、子どもが重要なアップデート(アプリやアカウントに関するあらゆるデータ、特定の機能など)を利用できないようアクセスを制限する必要があります。特定の地域の法的義務に従ってアプリに変更を行う場合、コンプライアンス要件に関するご質問は貴社の法律顧問にご相談ください。重要なアップデートの通知や確認について詳しくは、以下のドキュメントをご確認ください。
- Declared Age Range API
- PermissionKit
親や保護者が子どものアプリ利用に対する同意を取り消した場合、Appleはアプリの起動を停止します。同意の取り消しを処理するには、notificationTypeのRESCIND_CONSENT値を使用します。App Storeサーバ間通知の受信について詳しくは、「App Storeサーバ通知の有効化」をご確認ください。
アプリの年齢確認義務に関連して、App Reviewのプロセスに何らかの変更はありますか?
いいえ。App Reviewのプロセスに変更はありません。
Declared Age Range APIはどの地域でも利用可能ですか?
はい。Declared Age Range APIは世界中で利用可能で、アプリユーザーは年齢に関する情報を共有するかどうかを選択できます。これには、ファミリー共有グループ内で子どもの年齢を共有する親や保護者も含まれます。法的要件がある特定の地域では、Appleは法令の定めに従って年齢カテゴリを共有します。そのような地域以外でも、アプリの年齢範囲を介してユーザーが年齢範囲の共有を選択した場合、その年齢範囲がDeclared Age Range APIを通じてデベロッパに提供されます。
アプリが18+に指定されている場合でも、Declared Age Range APIを実装する必要がありますか?
はい。法令で義務付けられている地域では、Declared Age Range APIを使ってアプリユーザーの年齢を確認する必要があります。そのような地域では、Declared Age Range APIが呼び出されるとユーザーの年齢カテゴリがアプリに共有されます。App Store Connectで選択する年齢制限指定は、センシティブなコンテンツの存在や表示頻度を反映するもので、この指定に基づいてセンシティブなコンテンツが表示または非表示となります。
アプリが13+に指定されている場合でも、親は13歳未満の子どもにアプリのダウンロードと使用を許可できますか?
はい。スクリーンタイムでアプリの制限が有効になっていて、アプリの年齢制限指定がその制限を超えている場合、子どもはアプリの購入やダウンロードについて、親や保護者に例外の許可をリクエストできます。一部の地域では年齢制限指定が異なる場合があります。詳しくは、「年齢制限指定の値と定義」および「ペアレンタルコントロールを使ってお子様のiPhoneやiPadを管理する」をご確認ください。
Sandbox環境を使って、年齢確認、同意の取り消し、アプリの重要な変更をテストできますか?
はい。iOS 26.2およびiPadOS 26.2以降では、Sandbox環境を使って、さまざまな年齢範囲でのシナリオ、位置情報に基づく機能制限、承認状態の変更、同意の取り消しに対するアプリの応答をテストできます。詳しくは、「Sandboxでの年齢確認のテスト」をご確認ください。
利用規約やプライバシーポリシーの変更は、アプリの重要なアップデートとみなされますか?
場合によります。アプリにとって何が重要なアップデートに該当するかは、適用される法令に基づき自身でご判断ください。どのような変更がアプリの重要なアップデートとみなされるかを判断するには、貴社の法律顧問にご相談ください。重要なアプリのアップデートについて詳しくは、「PermissionKit」および「Declared Age Range」をご確認ください。
フィードバックの送信
Appleによるユーザーのプライバシー保護を含め、Declared Age RangeまたはPermissionKitに関する技術的な実装や提供されるデータについてご質問がある場合は、以下のいずれかの方法でお問い合わせください。
- 各地の法令遵守に関するご質問は、貴社の法律顧問にご相談ください。
- 年齢確認に関する非技術的なご質問は、デベロッパサポートまでお問い合わせください。
- 年齢確認に関するコードレベルのサポートについては、Apple Developer Forumsに質問をご投稿ください。
- コードレベルの問題のご報告や改善のご提案については、フィードバックアシスタントにアクセスし、以下の手順に従ってください。
- 右上の
をクリックします。 - 「Developer Technologies & SDKs」をクリックします。
- メニューから該当するプラットフォームを選択します。
- テクノロジーメニューから「Declared Age Range」または「PermissionKit」のいずれかを選択します。
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